「レクサス問題」マトメ?
レクサスが売れない理由?
レクサスが売れない理由?2
上記のレクサス問題についてちょっと説明がヘタでした。いくつかの問題を〝レクサスが売れない理由〟(ひとつだけ)から導こうとしたのでわかりにくい?文だったと思います。いやあ企画立てたり情報誌がくれたアナリストという肩書が…泣く。(^^;)
池田blogの「イノベーションの経済学 講義録」にとても実効性のありそうな講義録の紹介があります。企業人も起業人も必読必聴でしょうが官僚の方にこそ知ってほしいもの。もともとアタマがキレるハズの官僚ならばコレらを実行し実効させるのが役割のハズ…。それにイノベーションてシュンペーターが好きなハズのテクノクラートには人気でしょ?
ところで市場ベースでの問題では〝まともなものが売れない〟という事実があります。商品なども企画の段階でできたものをレベルダウンさせて商品化する現実が少なくなく、特に大衆消費の現在では価値感もさまざまで〝いいものが売れる〟とは限らず、〝いいだけでは売れない〟現実があります。その具体例としてレクサスの問題が浮かんだワケです。
- - -
ブランドとは何か?
レクサスはブランドか?
レクサスはブランドの定義に合致したものか?
日本ではブランドの定義が転倒しているが、
そのためにレクサスは売れないのではないか?
…などと考えてみましたが。
マトメると…
◆「レクサスが売れない理由?」では以下を説明・・・
・レクサス・トヨタはブランド力がある。
・販売初期に売れるのは<せきたて>心理の効果だ。
<せきたて>心理を起こすのがブランド力だ。
・ではなぜレクサスは中長期的に売れないのか?
アメリカでは売れている。
◆「レクサスが売れない理由?2」では以下を説明・・・
・ブランドは〝堅牢性や高性能〟を集約して象徴し高価だ。
↓
<ブランドものは高価>
・日本では一般的に〝高価なもの〟がブランドだと逆転している。
↓
<高価なものはブランド>
・<高価なものを買うワタシは…>とか<…なワタシは高価なものを買う>というトレンドがある。ある意味<…>で形容される<ワタシ>の物語だ。
◆<レクサス>について考えてみると…
ハードとしてクラウンと同じ、
ソフトとしては一般販売と同じ、
コストとして高い、
…という問題がある。
・これでは<ワタシ>の物語にならない…ソフトの欠陥
・そしてドイツ車あるいはGT-Rのような特徴がない…ハードの凡庸
・安定したハードに単にラグジャリーな味つけではプレミアムが無く、わざわざ高額なレクサスを購入する意味が無い…。
◆結論
つまり…
顧客に<主人(公)>としての位置づけがない。
顧客は他者に対して<物語る>ことができない。
経済的状況からもレクサスの今後はわからない。
ただしトヨタは建築の方面で大きなイノベーションを起せる可能性がある。
この意味ははてしなく大きいかもしれない…。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント