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2017年4月 7日 (金)

知覚をなす身体の<時間化度>

それぞれの感官による感覚作用は、それぞれに固有の空間化度をもっており、
この空間化度は、生理体としての<身体>の時間化度にむすびついて知覚受容をなす…
これが、原生的疎外の心的な領域における感覚の空間化度の一次対応の本質である。

知覚受容に結びつく時間化度の概念は、

人間の<身体>を生理的自然体とみたときにかんがえられる神経伝播の速度であり、
神経生理学者のいう<クロナクシー>によってこの時間化度は規定される。

(『心的現象論序説』【Ⅲ 心的世界の動態化】「3 度(Grad)について」P101)

☆「神経生理学者のいう<クロナクシー>」というのは「生理的自然体」である身体の時間性で、感覚が作用するための最低刺激量であり閾値として基礎になるもの。身体の時間性はボディ・クロック(あるいはシステム・クロック)として各感覚や観念の時間性を統御しています。

 各感覚の一次対応の空間化度は、この身体の時間化度によって統御され、TPOで微妙に異なる知覚受容を生成していきます。感覚や観念の空間化度は相互に時間性(<構造的時間性=システムクロック≦ボディクロック>)を媒介してシンクロしています。
 「人間個体のあらゆるイレギュラー=異常や病気は、この個体のクロックをシステムクロックとしたコントロールからハズレること」です。

クロックとシンクロ

了解の系としての4つの時間性=クロック

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