心的現象としての<概念>と<規範>
<概念>とは自己抽象に対する自己対象的な空間化度と時間化度の錯合した構造である。(P167)
即時的 ワタシはワタシ
概念として最も高度な論理は数理論である。これも自然認知の程度にしたがう。(P168)
知覚とその対象とは関係がない。(P169)
<規範>とは自己関係にたいする自己対象的空間化度と時間化度との錯合した構造である。(P169)
対自的 ワタシにとってのワタシ
『心的現象論序説』「Ⅴ.心的現象としての発語および失語」「3.心的現象としての<概念>と<規範>」を参考に…
改訂新版 心的現象論序説 角川文庫 (角(川ソフィア文庫)
著:吉本 隆明
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☆認識のベースは<概念>と<規範>です。カンタンにいえば意味づけとワク組ですが、心的現象論序説の言語に関するパートに、シンプルで明確な定義があります。言語にアプローチするときの基本として、序説の言語に関するパートはとても参考になり、またそれそのものがラジカルな言語論であることがわかります。
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