TPO=場所的限定から空間認識と時間認識の錯合した認識構造が展開していく
パースぺクティヴこそ人類の観念にとっての本源的蓄積でしょう。
それを解く重要なポイントが<志向性>であり、<遠隔対称性>です。
感覚器が関与しない外部認識はあり得ない。
第一義的には内部認識=観念≧思考には感覚器が関与しない。
外部への認識は感覚を通じた構造を経由してのやり取りで、
感覚構造への内部からの変数や係数をバイアスにしたもの…。
(独解、吉本さん・羊書 「感覚に志向性」P101、P100)
☆全ての認識が外部との関連によっていることの発生的な証しとして、感覚器をはじめとして脳や神経や眼球が外胚細胞から形成されるという事実があります。また外部認識のための感覚構造(感覚器の認識の作動の仕方)は内部からの変数や係数をバイアスとしています。このバイアスによる変成・変容をとおして感覚受容が認識されます。バイアスなどにより認識対象と認識過程との混濁や融溶という、自他不可分な状態があり、これがイメージ≒幻想=ゴースト・デジャヴ・クオリアの生成する契機である<純粋疎外>と呼ばれる状態です。対象認識そのものが対象そのものにアフォードされているという関係性がすべての認識の前提にもなります。
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