「像としての文学」から3
言語の「概念」がその像(イメージ)を喚起するとき、
その像(イメージ)は〔純粋本質〕によって産みだされるものと、
〔具体的な存在〕の表象によって産み出されるものとに分割される。
(『ハイ・イメージ論Ⅰ』「像としての文学」P77ちくま学芸文庫)
■『心的現象論序説』で定義された吉本理論のもっとも原理的な概念装置である<純粋・・>概念による透徹した解析が示されています。
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