« 2012年10月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

2012年12月31日 (月)

<時間性>のはじまるところ

知覚受容に結びつく時間化度の概念は、どのように想定されるべきだろうか?
もっとも単純なのは、
人間の<身体>を生理的自然としてみたときにかんがえられる神経伝播の速度であり、
神経生理学者のいう<クロナクシー>によってこの時間化度は規定される。
(『心的現象論序説』「Ⅲ.心的世界の動態化」P101)

■<空間性>と<時間性>という典型的なサイエンスのファクターから構成される『心的現象論序説』のスタート。日本でいちばん難解な本といわれる理由もココにあるのかもしれません。


           
改訂新版 心的現象論序説 (角川ソフィア文庫)

著:吉本 隆明
参考価格:-
価格:

   

« 2012年10月 | トップページ | 2013年1月 »

ポチッ!としてくださ~い!

  • ポチッと! お願いしま~す!

クリックお願いしまーす

1クリックどーぞ!

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のコメント

無料ブログはココログ