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2007年2月17日 (土)

独解=<ゼロ>の発見

 

 対幻想            時点ゼロの双数性   (2001/12/18)
                  シーソーの基点=ゼロとして 

 遠隔対称性         シーソー          (2003/8/24)
                  ゼロを基点としてのバランス

 共同幻想          代入される空間性   (2001/12/5)
                  純粋言及=ゼロの代替空間として

 純粋疎外          ゼロの発見       (2004/4/23)
                   措定不能の時空間性として 

 無意識の多重性     自己矛盾と認知不全 (2005/5/13)
                  ゲーデル的限界と不可知空間として

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 オートポイエーシスの<境界>概念を<純粋疎外>概念で置き換えると吉本理論がとてもよくわかるようになります。<純粋疎外>を<位相ゼロ>だとすると、これはある意味でポストモダニストが夢想した理想的な構造主義の理論化であるかもしれません。システムの内部と外部を峻別する<境界>の理論的な絶対値として<ゼロ>を措定できるからです。またここを観念(意識)が志向性をもって生成していく過程の原点とすると<時点ゼロ>と措定できます。自分ではこれを<ゼロの発見>だと思って満足してます。

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 共同幻想はなぜ、どこに、どのように生じるのか?
 経済の最大のファクターである市場も、政治の最強の存在である国家も、明確には解明されていません。しかしそれらは共同幻想であり、その生成の根拠や由来を問うことができると示したのが<共同幻想>でした。

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 人間は個別的現存でしかないのになぜ人類が成り立つか?という若きマルクスの疑問に、吉本さんは<対幻想>という根拠を示しました。ニューアカに影響された自分は、それを<時点ゼロの双数性>ニューアカ風に表現してみました。相互に全面肯定=絶対認知される(ハズ)という幻想と、非肯定性による対幻想(全面肯定性)の非対幻想化(遠隔化)が考えられます。遠隔化された結果として共同幻想や個人幻想の属性を措定する吉本理論のスゴサは驚くばかりです。アルチュセールが毛沢東の矛盾論からインスパイアされたように、フーコーなどもこういった(理論化された)論理的な機序を知りたかったのではないでしょうか。

(2007/2/11)

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コメント

「心的現象論序説」についてとても,参考になります。吉本さんのファンですが,心や無意識について,またアスペルガーなどの病理に関心のある者です。この本について,また吉本理論については,左翼系統のバイアスの抜けた研究や読解が,やっと出てくる状況になってきたんだなと,このブログを知って思うようになりました。また更新されることを期待しています。ブックマークしてます。「本論」について言及がなされないかとも期待しています。これは松岡祥男さんの「吉本隆明資料集」か,山本哲士さんの高額なオンデマンド本でしか読めませんが,とくに最後の「原了解論」が,「ハイ・イメージ論」「母型論」「アフリカ的段階について」の三つと並なんでいて,四半世紀以上連載してついにここまで来たか,という感慨まではあるのですが・・・。これもまじめに言及されることがなくて。隔靴掻痒気味です。

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