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2007年1月27日 (土)

三界論と<力>と

 

 100パーセントコントロール可能なのが想像界、
 コントロールしてるつもりで実はされてるのが象徴界
 絶対的にコントロール不可能なのが現実界ですよ。

            (『網状言論F改』/鼎談/斉藤環)

       -       -       -

 ジャブの応酬でそれぞれの立場をハッキリさせただけでも一読の価値ある『網状言論F改』。特に斉藤環さんはいくつかの場面で大胆に原理を主張してラカンをはじめとした認識への理解を導いてくれてます。
 その一つがこのラカンの三界論のカンタンな説明ですね。

 『文脈病』なども参考にすれば「100パーセントコントロール可能」な「想像界」ベイトソンの「学習Ⅱ」や「学習Ⅲ」の世界?
 それは、いわゆる構成同一性「同定認知」によって認識される世界でしょう。

 「象徴界」が「コントロールしてるつもりで実はされてる」というのは、世界観の象徴界化も対象の象徴化も主体的に選択し獲得できるものではないということ。刷り込みや条件反射などによる神経レスポンスと認識がそうです。より観念的には指示決定の不変性(たとえば名詞の普遍性)という父性(性)は闘争(想像力を駆使した強度?)の対象となりますが、その闘争を可能にしているのはその父性(性)そのものです。

 「現実界」は認識上は「絶対的にコントロール不可能」です。マテリアルそのものである現実は認識を左右することはあってもその逆はありません。
 現実=マテリアルを左右できるのは力を媒介にした時だけです。これが浅田彰さんの『構造と力』の<力>ですね。マルクス的には<労働>です。

(2003/3/3)

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●予期を生む<否定性>  対幻想への否定性が共同幻想を生成していく過程は、 たとえば、宮台真司さんの『権力の予期理論』が明晰に描き切っています。  相互に全面肯定されるハズであるという認識=時点ゼロの双数性=対幻想に、 一方への否定が生じると、それを....... [続きを読む]

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