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2007年1月15日 (月)

誰でもはじめは赤ちゃん

▲誰でも赤ちゃんだった!

人間は誰でも赤ちゃんだったことがある。

たぶんどこかにいるカモしれないクローン人間でさえ、赤ちゃんだったことがあるし、タンクの中で漂う無数の綾波レイだって、赤ちゃんだった過程を通ってきてるんだろーし。

赤ちゃんというのは人間の原点。
そこには、すべての認識の原点もあるハズです。

母子一体あるいは自他不可分な認識

▲赤ちゃんとは何か?

器官なき身体なんつータームもあるのかもしれないけど、
まず、全てが未分化な存在が、赤ちゃんでしょ。

羊水に浮かぶ赤ちゃんは胎盤を通して栄養の供給を受けます。
これは分子レベルでの欲求と充足。
このレベルでは欲求と供給はプラスマイナス・ゼロな自然な均衡状態で、必然的に自動的に行なわれてます。

▲4歳以下の記憶では?

4歳以下の子供にインタビューすると
出産時の記憶があったり、子宮の中でのデキゴトを憶えていたりするらしい。

しかも、早く外へ出たかったという気持ちを持っていた子も少なくないみたい。
帝王切開では手術されてメスが体内に入ってくるのを憶えている子供もいるくらいです。
恐かったという子もいたとか。

▲分離不安はホントか?

ところで、出産にともなう<分離不安>というのはホンモノか?
という疑問があります。

フロイトやキルケゴールは、人間の不安の根源的な根拠を出産・分娩にともなう分離不安として取り上げてるけど。現実の出産時の記憶では「生まれるのはイヤだった」という子はいないようで、その逆に「早く生まれたい」という記憶があるケースはあるみたい。

すると出産にともなう<不安>というのは?
吉本さんは、それを、新しい現実に出会う不安だといいます。
自らの原生的疎外に新しい現実が組み込まれていく過程だという説明です。

(2004/9/2,2011/7/16)

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