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2007年1月15日 (月)

大衆の一人の吉本さん

 

   大衆の側からすれば、
   吉本さんはもう一人の大衆にすぎないから、
   もはや読まなくてもいいし、
   評価しなくてもいいし、
   注目しなくてもいい。

       -       -       -

 コレは橋爪大三郎さんの永遠の吉本隆明でのラジカルな指摘です。

 そーなの?とか思いながら、もう一つ気になる以下のようなスルドイ指摘もあって、いろいろ考えちゃいます。
 まあ、考え、なんてその程度なんで、あとはヤルかどうかだけ。
 もうチビチビヤッてきてるんだしー、と思いながら、blogやココにチョット書きはじめちゃいました。

 実際には吉本さんの読者は新しい層ができつつあるようです。
 『ひきこもれ』『中学生のための社会科』『13歳は二度あるかなどはとても若い人に読まれ、悪人正機』『家族のゆくえでは幅広い読者をインスパイアし、幼年論』『時代病では現在の異常や病の原因まで語っています。
 著作や対談はとても多いと思いますが、橋爪さんの以下の指摘も重大なコトなんじゃないでしょか?

       -       -       -

   大衆社会が高度化し、消費社会とも呼びにくい、
   ハイパーな状況に突入している。

   吉本さんならこのハイパーな状況を記述できる、
   と思うのですが、ただ、
   社会の側が吉本さんのことを記述できるのか?

       -       -       -

 こりゃスゴイ問題提起です。

 吉本さんが現在を分析し記述しようとしたのがマス・イメージ論ハイ・イメージ論。その重要タームの<世界視線>はケッコウ有名かもしれません。初期の3理論書で有名なタームといえば<共同幻想>とか<指示表出>とかいろいろありますが、この世界視線も対幻想も、理解されていないのでは?という点では同じなのかもしれません。
 吉本さんの理論は一貫していてずーっと継続してきているものなので、基礎となるタームがわからないと誤解しやすいものなんですが、大学の教授までが<純粋疎外><遠隔対称性>を説明できないどころか否定している言説を見つけたりすると、現実がよーく解ったりもします。

           
永遠の吉本隆明 (新書y)

著:橋爪 大三郎
参考価格:¥ 756
価格:¥ 756

   

(2004/7/12)

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独解、吉本隆明さん ― 心的現象論で読む世界といろいろな理論の可能性  80年代にリアルタイムの分析をとおして現代そのものを取り上げたのが『マス・イメージ論』と『ハイ・イメージ論』。この2つの理論では吉本理論の初期三部作をベースにして、現在のテクノロジーと....... [続きを読む]

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